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設備紹介
マンモグラフィ機器の更新:平成30年8月
乳房専用のX線撮影のことをマンモグラフィといい、乳がんを見つけるために有用な画像診断法です。マンモグラフィは乳がんをはじめ、乳房にできるいろいろな病変を映し出すことができます。
特に微細な石灰化(約0.1mm~0.2mmの大きさのもの)の形や数を鮮明に描出できるのが大きな特徴です。石灰化はしこりとして触れることのできない早期乳がんにできる場合があり、マンモグラフィでこれを見つけることで乳がんの早期発見につながります。またマンモグラフィは乳房の全体像を1枚のフィルムに映し出すので、左右を比較して観察することができます。過去のフィルムと比較することができるので、組織の微妙な変化をとらえることもできます。
マンモグラフィは、乳房を片方ずつ10秒間ほど挟んで撮影します。病変を見つけやすくするために乳房はできるだけ薄くのばします。そして、少し強めに乳房を圧迫します。
当院のマンモグラフィ撮影装置は、圧迫板に軟らかいプラスチックの素材が使用されているため痛みは軽減され、患者様にやさしい構造になっています。圧迫時の痛みには個人差がありますが、技師が様子をうかがいながらゆっくりと行います。
超音波診断装置(エコー)機器の更新:平成31年3月
超音波で体内の臓器の形態を調べたり、病変の質的診断をします。当院では乳腺・甲状腺・腹部のエコー検査を専門に行っています。当院で導入している超音波診断装置は初期の乳がんの診断にも適しています。痛みの症状が強い方も受けていただくことができます。日本超音波医学会認定の専門医である院長の下、技師が検査を担当しています。
乳房に気になる症状があるときは、とにかく検査を受けてください。
「良性のしこり」なら皆様ほっとされます。もし「悪性のしこり」なら早く治療を始めましょう。大丈夫です。お一人で悩まないでください。マンモグラフィで異常なしでも、超音波検査で乳がんが見つかった方もかなり経験しています。30歳以下の方や乳腺の発達している方は超音波検査が有用です。30歳以上の方も触診とマンモグラフィだけではなく、エコー検査も同時に受けていただくと乳がんの発見率が向上します。
甲状腺の超音波検査は触知できない腫瘍の検索に優れています。またバセドウ病や橋本病などのびまん性甲状腺腫の血流測定なども行い、診断に役立てます。
吐き気、嘔吐や腹痛などの原因検索には消化管(胃、小腸、大腸)の超音波検査が有用です。女性の方なら腹痛の原因が消化管からか、あるいは卵巣、子宮からかの区別も大切です。症状の原因を広い範囲で探ります。
当院の超音波検査は予約なしで随時受けていただけます。
上部・下部内視鏡
「楽な気持ちで検査を受けたい」
「より正しい診断を受けたい」
そんな患者様の願いに応えようと開発された新しい内視鏡システムを導入しています。
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X線一般撮影
全自動血球計数器
約5分で白血球、赤血球、血小板などの血球数を計測することができます。